多摩サイ奥多摩湖(小河内ダム)まで160キロ風が強い

またこのところの週末らしく、今日は晴れ、あした雨だそうだ。だから、今日は 走ろう。入梅前だ。早起きしたので8時前に自宅をでた。こんなに早くでたことは、 いままでなかった。暑くなるといっていたが、朝はそれほどでもない。湿度が低いこともあって肌寒 いくらいだ。

暑くなるだろうからTシャツと短パン姿である。土曜日の多摩川はすい ているのだが、朝早いのでなおさらである。しかし、自転車乗りはけっこういた。

すいている時間帯に自分のペースでトレーニングしているのだろう。多摩川から富士山が見えていた。気温が低くてよく晴れたから大気がもやもやしていないので遠くが見えるのである。富士山には残雪があったが、もうそれほど残ってはいない。

そろそろ今日あたり高い山も山開きである。自転車に乗っているが山にはぜんぜん行っていない。山といっても日帰りはごめんである。

まずは、うちの奥さんと多摩川の源流になっている笠取山に行こうといってはいるのだが、週末の天気がよくないのとうちの奥さんが勝手にどんどん山に行っているので、なかなか実現しない。

それなら一人で自転車こいで近くまで行こうかと地図を見ると、一之瀬高原というところからかなり近いようなのだが、そこまでの疲労と上り下りの疲労と帰り道の体力を計算できないので2日がかりになることは確実である。そうすると贅沢温泉宿泊ビールつき、をするのでなければテントやシュラフなどを積んでいかなければならない。それでは、まるで昔のサイクリングである・・・。わし40過ぎているのよ。

走り出すと、いつものようにはペースが上がらない。どうもちょっと向かい風なのだ。走っていると、ユニクロの980円短パンのすそがシートチューブについている水を入れたボトルのふたに引っかかる。これはかなり気分が悪い。

水を入れたボトルを2本つけて走るようになったのが最近なので、昨年は感じなかったことだ。そろそろオレも自転車パンツをはこうかと、ふと思った。

朝だからどこもかしこもすいている。やっぱり早起きしないとだめだなあと思いながらいつ見えなくなるかも知れない富士山を撮っていく。羽村からいつものように吉野街道に乗り換え、奥多摩に向かう。ちょっと風が出てきてさらにスピードが落ちた。でかいフレームのレーサーに乗った6人組の外人部隊とすれ違う。

その後も何人もレーサーとすれ違ったので、やはり皆さん早起きして走っているようだ。しかし、この時間からもダンプが結構走っているので注意しなければならない。

奥多摩駅手前の鈴木山葵農園は、今日も繁盛していた。先週余分に買ってあるので今日は買わない。奥多摩駅で折り返そうかと思ったが、時間も早いことだし、そのまま奥多摩湖まで行くことにした。奥多摩駅から先をしばらく走ると傾斜がきつ くなってくる。

いつも前はアウター、後ろは軽い方から2枚目のギアで走っているが、レロレロ走行になりそうだったので前をインナーに落として走った。

地図をあまり見ていなかったが結構長いトンネルが続く。しかも狭かったり電灯があまり明るくなかったりするので、結構危険かもしれない。こういうところを走るときは点滅式の尾灯があったほうがいいだろうなあ。トンネルの間の景色はより山らしくなってきて結構よいのだ。

とんでもない傾斜地に立派な家が建っていたり して、こんなところに住んでいたら、オレの嫌いなヘビたびたび出現問題は別として、どんな気分だろうなと思うのだ。檜の伐採の跡地を通ると独特の匂いがして心なごむ。駒沢公園を走っているときもヒマラヤスギの匂いがするとなんかいいんだな。

奥多摩湖(小河内ダム)は意外と近くて奥多摩駅地点から5、6キロといったところか。日差しが強いので水が紺色である。昼前になってだいぶ暑くなってきた。距離計を見ると中途半端なので本日の走行距離を片道80キロ往復160キロと決めてもう少し先に行くことにした。

せっかく天気がよいのだからもっとフルに走ればよいのかもしれないのだが、夕方までに帰って平和通商店街に買い物に行きたいのである。話が急におばさんくさくなるが、私は市場とかその手のところに行くのがとても 好きなのである。

そこで飛び交う2把100円でいいよ、にとても弱くてすぐに反応してしまうのである。遅く帰ると市場は閉まってしまう。それはとても残念なのことなのである。

その先、熱海というところまで行ってちょうどメーターが80キロになったので引 き返した。帰りはかなりスピードが乗る。ペダルを回さなくてもどんどん加速して、トンネルの中で時速47キロを記録した。トンネル、気をつけましょう。

奥多摩駅で休憩していつもの道を走る。今日はどこかでそばを食うつもりである。先週空腹でヘロヘロになったので、補給するのである。しかも塩分が必要だ。 元気を出すには糖分ではなくて絶対に塩分である。先週閉まっていた阿蘇神社近所の水車そばやか羽村手前にあるいつも車がたくさんとまっているそばやかどちらか成 り行きで入ろうと思った。

普段の帰り道は楽なのに、吉野街道でも結構な強風だと感じるくらいの向かい風である。今日は行きも帰りも向かい風だ。

羽村のそば屋が今日営業しているかどうかアヤシイので、羽村手前の車がいつも満車状態の、寿(ことぶき)というそば屋に寄った。ここは奥多摩に行く度に2回ずつ行き帰り前を通るのだが、いつでも駐車場がほぼ満車なのである。自転車から降りてロックしていると、出てきたご夫婦に話しかけられたので、こちらもそばのことを聞いた。

なかなか評判の店らしく、元総理の中曽根さんも三木さんもわざわざ食べにきていたそうだ。ざるそばを2枚食った。たしかにうまかった。1枚580円。そば湯もたくさん飲んだ。余裕があるお店は、働いている人の感じもとてもよい。これが経営者がお店にいないチェーン店ならこんな風には絶対ならないだろう。

羽村に戻り、阿蘇神社に寄って多摩川サイクリングロードを走る。風が強い。しかし、そばを食ったので体力はもつようだ。それでも、いつもより距離が長いので少しずつ疲れてきているのを感じる。  適当に水を補給しながら走るが、国立から聖蹟桜ヶ丘までが風が強く気分的にかなり疲労した。

そこからもちんたら走るが、ペースをあげなければ走っていけるような感じだ。なりゆきでペダリングするのと、自分の中できつめのペースを維持しながら走るのは次元が全然違うのである。お、オレはレースなんぞでられないと思ったのだった。  二子玉川に戻り、街を走るとホッとする。今度雨が降ったら梅雨入りだろう。

本日の走行距離160.91キロtotal 9984.5キロ
本日の体重:67.4㎏
本日の体脂肪:18%

多摩川サイクリングロードへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました