多摩サイ関戸橋まで48キロ雷雲

目が覚めたのは5時過ぎ。雨が降るという予報だったが、空の状態はかなりよく、おまけに湿度が低い。これはよい1日になりそうである。うちの奥さんは武蔵五日市方面の沢に行くとかで早々に出ていった。

今日はまずやることがある。クランクを外して付け直すのである。ペダルを回転させるとカチッという異音がずっとでているのだ。買ったお店に電話をしてみたら、原因として考えられるのは、1.クランクが緩んでいる、2.ペダルの付け方のまずさ、だそうだ。

それでもダメならBBがいかれているらしい。2.はペダルをつけ替えてから結構時間が経っており、原因としてあまり考えられないので、おそらく1.だろう。

クランクを外すには8ミリの六角レンチと専用の工具が必要である。8ミリの六角レンチはかなりでかい。しかし回してみればなんということもなかった。専用工具も使うが分解に特別な配慮はいらなかった。分解写真でも撮っておけばよいのだが、早朝の走る前からそんな余裕はないのである。

しかし、お約束のクランク90度取り付けをしてしまい、どうやってペダルをこぐのだと自分のアホさ加減にあきれつつやり直すこともやっていた。

走る用意をし始めたら、急に空が暗くなったような気がした。外に出て見ると、黒い凶悪な雲が流れていた。天気が不安定といっていたが、これは激しい夕立にやられるかもしれない。ちょっと様子を見ようかと思ったが、今週はまったく走っていなかったので今日は長距離の予定なのである。

早起きしても結局出かけたのは9時過ぎだ。これが私が他人様と一緒に走る約束をできない最大の理由である。湿度は低いが日差しはまあまあ強い。暑くなりそうな予感がした。

いつもの二子玉川の先に着いて奥多摩方面を見ると、空の色がかなりやばい。山は見えずかなりそっち方面の天気は悪そうである。奥多摩がダメなら羽村でいいやと思いながら走る。狛江、調布とだんだん奥多摩の山が近づいてくるのだが、どうも空の色の凶悪さが本格的なのだ。

雷雲である。これが山で稜線を歩いている時なら、私はすでに行く方向に避難場所が確保できるかどうか考え始めている。雷はコワイ。

今日、キリギリスが鳴いているのに気がついた。いよいよ夏である。梅雨明けは早そうだ。京王閣付近で雷雲から稲光が見えるようになった。ありゃー。山は真っ暗である。羽村までも行けないだろう。もう引き返そうと思ったのだが、雲が流れていく先が微妙にずれているように見えたのでもう少し走ろうと思った。

ところが関戸橋あたりで雲がこちらの方に流れはじめ、少し明るくなっていた奥多摩方面がまた暗くなっていた。煙っているように見えるところはかなり降っているはずである。雷もガンガン鳴り始めた。こんな状態でも先に行く自転車が多いのでちょっと驚いた。

皆、ぬれてもいいという覚悟なのだろう。私はデジカメやら濡らしてはいけないものをもっているのでもうここら辺で限界である。

最後に一枚撮って引き返そうと思ったら、三崎屋さんがもどってきた。先のセブンイレブンまで行って引き返してきたそうだ。会うのも久しぶりである。もう帰ろうと話をしながら引き返す。  ところが雲がずんずん追いかけてきて狛江手前から雨が降りだした。二子玉川経由で帰ってきたが、ずっと降っていた。走り足りない日曜日であった。

本日の走行距離48.01キロtotal 10594キロ
本日の体重:68.0㎏
本日の体脂肪:20%

多摩川サイクリングロードへ

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