ツール・ド・フランス 1985~1991 7YEARS BOXだって

今日も暑かった。毎日同じことを書いているが、ホントなんだ。去年は刺すように暑かったが、今年は湿度でじわじわ回りから攻めてくるのである。しかし、今年は夜走ってばかりいるのであまり日焼けをしていない。

会社でアマゾンを見ていたら、NHKエンタープライズから「ツール・ド・フランス 1985~1991 7YEARS BOX」が出るのが分かった。予約を受け付けていた。私と同年代の人はきっと見た人が多かったのではないか。特殊法人のNHKは新聞に出るようなふざけた体質もあるが、民放では絶対真似できないコンテンツをたくさん持っている。

ツールドフランス、パリダカールラリー、鈴鹿8時間耐久レースをメジャー扱いにしたのは、間違いなくNHKである。民放はそれに追随していただけだ。今中大介さんのツール時代のレポートは確かフジがやっていたと思う。ブルガリアンボイスみたいなカールジェンキンスの音楽がかかっていたのを覚えている。

ベルナール・イノー、グレッグ・レモン、 ニゲール・インデュライン・・。名前を覚えているくらい熱心に見ていたのだ。この時期、サイクルスポーツは読んでいない。バイシクルクラブは当時あったのかどうかも知らない。確かロス五輪だったかなにかでも見たような?気がするのだが、エアロホイールでタイムアタックをしている画も覚えている。

番組自体も解説が多くとても面白かった。チームで先頭交替しながら走るとすごく速く走ることができるということを知ったのはこの番組のおかげだ。当時、ランドナーと友人からもらいうけたニシキのロードも持っていたのだが、ランドナーばかり乗っていた。ランドナー、乗りやすいのだ。しかし、この番組を見るとロードってかっこいいなとすっかり刷り込まれてしまったのだ。

このDVDが始まる1985年頃というのは、バブル経済が始まる前であったが、鈴鹿8耐に資生堂がスポンサーとして参入したり、なんとなく金余りが始まってきたような時期だった。BS放送が始まったのかどうか覚えていないのだが、フジのF1中継はまだだ。日本のプロ野球も他のスポーツもまだ安泰だった、でも、最後の時期かもしれない。

スポーツのグローバル化はおそろしい。4年に1度のオリンピックは別として、少しの間継続的にレベルの高い競技内容を見せられると、素人でも目が肥えてしまってあともどりできなくなってしまうのである。国内スポーツが衰退し始める・・・。

NHKは間違いなくそれに貢献している。国営放送といわれているのに採算度外視できるものだから、国益?にならない真実を伝えてしまったということなのか?
しかし、このDVD、きっと買ってしまうだろうな・・・。

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