駒沢公園25キロラーメン食ってしまった

今日は仕事で中央線沿線にいっていた。昼を大分過ぎてから阿佐ヶ谷を歩いていたのだが、駅のそばにホープ軒を見つけてしまった。ここはうまいのだ。いつもは昼はそばと決めているのだが、今日は久しぶりにラーメンを食ってしまった。

「しまった」などと書くと悪いことをしているようだが、そうではない。気分的な問題である。私の中では「油、もしくは脂」→「負債」という図式ができつつあるのだ。しかし、あまり厳格に考えるとストイックになりきれない私のことだから、必ずどこかで反動が来るので、あくまでも減量は長期戦でルーズにやるのである。ラーメン、うまかったよ。

時間があったので腹ごなしに阿佐ヶ谷のフレンド商会をのぞいてみた。ここは20年前にランドナー(旅行用の自転車)を12万で組んでもらった店だ。ビルダーはまだ健在であった。しかし、この方も年月を重ね、初老の雰囲気になっていた。確かに時間は経っているのである。地上3階地下2階の店を全部見ていったが、オリジナル自転車が姿を消し、高級自転車店になっているようだった。用品も割安感がなかったので、やはり千駄ヶ谷のなるしまフレンドが一番安いようだ。

今日は、昼間にこういうことがあったので、急遽、走ることにした。負債は早めに返済しなければならないのである。

三日月が怪しくでていたのでデジカメを持ってでた。10周回ったら撮ってみようと思ったのだ。

駒沢公園は、今日はとても涼しかった。このところ銀杏が匂っていたのだが、気温が下がったせいか今日は匂いなしである。

人出も気温に比例しているようで、今日はすいていた。ただ、駒沢大か日体大のスキー部とおぼしき人々が、ローラースキーでトレーニングしていた。舗装された路面をストックでひっかく音は結構耳障りである。黒板を爪でひっかく音ほど不快ではないが。

8周目に何やら見覚えのある人がいた。元GPレーサーの某氏が家族連れで散歩していたのである。この方はもう50を過ぎたのに若々しくてカッコいい。今は日本人の若いレーサーが何人も世界GPを転戦しているが、70年代から80年代初めに世界GPを転戦していた某氏は、その先駆者である。初めて彼のことを知ったのは、亡くなった伊丹十三さんが書いた「自分たちよ」という本だった。某氏は、時速300キロ近いスピードでコースを走るときに、本能からでてくる恐怖心のブレーキを外すために自分の行動を意識化、言語化するようなトレーニングをしていたようなのである。心理学専攻の私は、それを読んでぶっ飛んだのだ。今のイチローやスピードスケートの清水のような選手と同じタイプの人だと思う。

その本を読んでから中型自動二輪免許をとりにいったのは、20年前も単純な私だった。

10周する間に、空は曇ってしまった。今日の三日月はなかなか怪しい光を放っていたのだが、残念である。今日は夜間撮影はなし。明日の昼はそばを食うことにする。

本日の走行距離25.69キロtotal 1615.1キロ
体重:71.0㎏
体脂肪:20%

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