尾道市因島出張@広島

昨夜から広島に出張だ。新尾道に着いたのが22時過ぎだった。出張にはもう少し余裕を持たせてほしいですな。なんとも蒸し暑い夜だった。朝起きて、ホテルでいつものヨガを1時間。7時過ぎには迎えに来てくれて移動開始。

私は北海道育ちで、瀬戸内海には憧れを抱いていた。中学生の時には野球部だったので朝練習があった。出かける前に、NHKで明るい農村という番組を見ていたのだが、瀬戸内海というか瀬戸内地方はとても豊かな感じがしていた。用水路にはフナがたくさん泳いでいて、穏やかな海岸には離れ島があり、陽当たりのよい斜面で柑橘類を育てている農家さんが楽しそうに働いている印象があった。

そして、島と本土をつなぐ渡し船がなんともよいのだ。北海道には渡し船なんてほとんどない。少なくとも乗ったことがない。北海道には、荒れた海と演歌が似合う連絡船しかなかった。しかし、今日は、朝から渡し船に乗っていたのだ。中学生?高校生?が通学に使っている。いいなあと思う。

こんな通学をしてみたかった。

これは尾道の対岸、向島に渡ってから撮った。荒波にもまれるような船ではない。生活の船だ。

帰り。N700系のちょっと前の車両がこだまになっているのだ。最新鋭でないので、古い車両の残り香がある。それがちょっとかなしいが、短い間にあれこれ改良される日本の技術というのはすごいなと思う。

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