暑さが戻った。今日は37度近くまであったようだ。会社の昼休み、普段なら神保町まで歩いて昼飯を食いにいく。
暑い日には、道路の照り返しがきついが、ちょっとは歩かないとよい考えも浮かばないというものだ。しかし、今日は、靖国神社へ。
零戦の写真を撮りに行きたかったのだ。遊就館の1Fに実機が置いてある。遊就館の1Fは無料で入れる。先日、スタジオジブリの映画「風立ちぬ」を見てきた。この映画のおかげでこの夏は本もテレビでも零戦の話が多い。「風立ちぬ」という映画の「生きねば」というメッセージがとても強く迫ってくるのだが、映画の内容は私にはインパクトが強いというわけではなかった。
暑い昼下がりだったが人は多かった。
何年前だったかここで初めて見たときには、感動した。もちろん零戦のプラモデルでは作ったことがある。形は知っている。しかし、実際の大きさを見たときには、思っていたよりずっと小さいが、なんだかスマートでかっこいいのだ。セスナはまじかで見たことがないが、あのような翼のつき方ではなく、低翼単葉でスマートで速そうだ。
実際に開発するときには、速さと航続距離と旋回性能と火器の充実を求められたそうだ。
軽さを追求しなければならないため、機体に貼られたジュラルミンはこの通り、1ミリに満たない厚さしかない。
展示してあるのは五十二型であった。
前からも撮ってみた。
引き込み脚は、空気抵抗を減らすために採用されたとか。
「風立ちぬ」を見て、実際の零戦を見たいと思う人遊就館に行ってみるとよいかもしれない。
コメント
今晩は。
私も去年、所沢航空発祥記念館でゼロ戦を見たときは感激しました。超超ジュラルミンがこの時からあったとは思いませんでした。
サニーさん
今日はあいにくの天気ですね。
所沢にもあったのですか、それは知りませんでした。
実機を見たときのあの感激というか感動は何でしょう?説明できないのですが、同感です。
その功績とその最後を知っているからだと、私は思います。
サニーさん
最初は無敵で、最後は特攻隊に使われているということでしょうか。東京では上野の科学博物館にもあったのですね。今日知りました。