東京湾ナイトクルーズ

夕方前に銀座のキャノンにEOS5Dをとりに行った。センサークリーニングを頼んでいたのだ。5Dは写りはよいが2005年のカメラだから何かと手間がかかる。今日は18時からナイトクルーズに行くので、5DとEOS5D2を用意したいと思ったのだ。5DにはEF-50mmF1.4をつけて、5D2にはEF-70-200mmF2.8Lをつけた。ところが戻ってきた5Dのバッテリーがほとんど無かった・・・。それでほぼすべて5D2+EF-70-200mmF2.8Lで撮ることになった。

クルーザーに乗ってナイトクルーズなんて今まで経験がない。今回は、雑誌のプレゼントでたまたま当たったのだ。京急の新馬場駅から歩いて10分くらいで天王洲ヤマツピアについた。クルーザーを撮ろうと思っても70mmだとこれだけ離れないと収まらない。

最近は工場の夜景が流行っているらしい。羽田空港への冬の進入経路である川崎の浮島に行くには大師橋を渡って数キロ走ることになる。工業地帯に育った私にはなじみのある風景だが、ケミカルなにおいがいただけない。今日のメインイベントは工場夜景のようだったが、私にとっては羽田空港への着陸風景が一番なのだ。定刻18時に出航。25人乗船だそうだ。クルーザーはそんなに大きくないが、たくさん乗ってもスペースは結構ある。

品川の高層ビルと運河は画になる。ボケ気味なのは日中の気温が高かったせいだ。今日も暑かった。昼間自転車に乗ってまた日焼けした。

コンテナ船というのはとんでもない数の荷物を積んでいるのだ。すごいね。

羽田空港そばまで行く前に夕日が落ちていく。気温が下がってきたせいか写りがよくなってきた。

船は、城南島つばさ公園の前、羽田空港B滑走路の誘導灯のすぐそばで停止。真っ正面から飛行機が降りてくる。飛行機は昼間でもライトを点灯している。みんな「こわ~い」といっていたが、その通りで何か怖い感じがする。爆撃されるのではないかと思う迫力がある。

実は、このような真っ正面からの写真はなかなか撮れない。城南島のつばさ公園では、微妙に角度がずれるので無理だ。羽田空港では横からの画しか撮れない。川崎の浮島でもだめだった。そしてどんどん迫ってくる。

ほれほれ、787が来たよ来たよ。

レンズからあふれてしまうのだ。轟音とともに。

もう全体を入れようなんてあきらめた。これは777だと思うが、前輪の根元にライトが4灯あるんだね。

今の飛行機は大型機でもエンジンは2発。燃費のためだと思うが、やはりエンジン4発のジャンボはカッコよかった。

城南島のつばさ公園に行ったことがある人なら分かると思うが、こんな写真が撮れる場所に船が停まっていたのです。

この後、C滑走路から新しくできたD滑走路を経て川崎へ移動。日中は暑かったが海上は風が冷たくてみなコートを借りていた。そして川崎の工場地帯見学。

かなり感度を上げiso6400くらいで撮ったのだが手ぶれしたものが多くてだめだった。

18時に出航して21時半に戻ってくる3時間半のコース。羽田沖では結構揺れたが船酔いする人もいなかった。とても面白かった。iPhoneで動画を撮っていた人もいた。一眼レフで撮る人は、一脚をもって、広角と望遠を用意して2台持って行くのがよいと思う。潮風やしぶきがかかるなかでレンズ交換はできないと思った方がよいな。もちろんカメラの感度が高くないと揺れる船からの夜間撮影は難しい。

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