多摩サイ~奥多摩駅往復142キロ

天気予報では、今日まで晴れで明日から雨なんだとか。会社に行こうと思ったが予定変更で奥多摩に行くことにした。昨年の今頃は、結構厚着して走ったような気がするのだが、今日は暑い。日中25度まで上がるらしい。

朝7時に起きて、ヨガをやってパンを食って9時にスタート。半袖のシャツではちょっと肌寒いような気がしたが、ザックの中には薄くてかさばらない、小さく畳めるフリースを入れてあるので安心だ。

多摩川に出ると、もわーっと薄くもやがかかっていた。気温が高いのだ。もちろん山も見えない。なるほど暑くなりそうな感じだ。いつも奥多摩の山が見えるところで、トランペットとホルンが二重奏をやっていた。あまりうまくなかったけど、フランスの曲っぽい感じでなかなかよい感じだった。

いつものようにゆっくりこぎ始める。この間夜に走っていて膝が痛くなったのだ。どうも痛くなるのはペダルを回しているときではなくて、やや前屈みの姿勢で膝を踏ん張っているときに痛くなるもとをつくっているような気がする。最近毎日ヨガをやっているので、体は少しずつ柔らかくなってきている。

鍬(すき)のポーズをひさびさにメニューに入れた。これは腰から背骨が伸びて気持ちがよい。自転車に乗っていると膝の裏に疲れがたまる。あとは、やや前傾しているので、腰がくたびれる。若い頃は寝れば直ったが、おじさんになると自分で体の手入れをしなければならないようだ。

最近、合羽橋で鍋を手に入れたので料理づいている。今度は、築地に豆を買いに行った。場外にある「山本」という店で、緑豆と大正金時を買ってきた。緑豆は、もやし用であり、またカレーのとろみつけ用なのだ。緑豆は、水につけると翌朝には発芽しているくらい発芽が早い。

また、ことこと煮込んでいると、ドロドロになるのも結構早い。カレーに使う場合、正式には「ムング・ダル」という緑豆の皮をむいて挽き割りにしたものを使うのだが、高い。300グラムで400円もする。これでは、肉とどっこいよい勝負ではないか。しかし、緑豆を築地で買えば、1キロ450円。半値以下である。緑豆はお腹にいいらしいぞ。

私の場合、何でも参考書があってそれに影響されている。無水鍋などは、丸元淑生(まるもとよしお)氏の料理本を読んですぐに影響されたのだ。実際、この手の鍋の使い勝手はよいぞ。少々重いのだが。カレーについては、何度も書いているが、「カレーな薬膳」に影響されているのだ。これは本当に楽しい本だ。おすすめである。

なかなかよいペースで国立のセブンイレブンを通過し、中央道を越えたところで休憩。ここまで自宅から28キロ位である。時間にすると、1時間と15分程度だろうか。今はここが最初の休憩ポイントだ。トイレもある。水を飲んであと15キロ。羽村まではすぐである。羽村堰のあたりは、人影もまばらで、釣り人が少しいるくらいであった。今日はこれから27キロ先の奥多摩駅をめざす。

羽村の先、小作から吉野街道に入り、道なりに走る。こちらの道は青梅街道に比べて車が少ないような気がするが、ダンプが結構走っているので、どちらにしても注意が必要だ。吉野街道を走っていると、自転車乗りは愛想がよくなる。何となくお互いに目礼を交わすようになるのだ。

バイク乗りのピースサインみたいなものだろうか。ここから奥多摩駅までは軽い登りになっているが、ほとんど気にならない。ところどころ時速20キロを切るところもあるが、ずっと程ほどのスピードをキープできるので到着時間の計算もできる。

順調に奥多摩駅に到着。登山客で混雑していた。自転車も何台か止まっていた。今日は早く帰宅したいので、休まないで戻る。その前に氷川神社の三本杉をデジカメで撮った。こんなところに神社があったのは、今まで気がつかなかった。

帰り道は羽村までほとんど下りだが、足を冷やしたからなのか、また膝がじわりと痛くなってきた。回している分にはなんともないのだが、踏ん張るとじわりと痛みが来るのだ。

天気もだんだん下り坂になってきた。明らかに曇ってきたのだ。途中で蕎麦を食おうかどうしようか迷ったのだが、時間短縮のためパス。朝食ったトースト4枚、黒ごまペーストを塗っていたのでかなり腹持ちがよい。ジャムを塗っていると、これが全然ダメなのだ。

羽村手前の多摩川橋のコンビニでパンと野菜ジュースを腹に入れ、いつもの阿蘇神社へ。七五三で忙しそうだったが、たまたま境内には誰もいなかった。今日は、大吉。  羽村からの帰り道は、久しぶりの向かい風だ。膝も痛いし、また向かい風。

今日あたり「多満自慢」にいくと新酒祭りでタダ酒が飲めると思っていたのだが、雲の色がどんどん濃くなっていくのでパスした。

あとはひたすらこぎ続けて帰るだけだ。ひさびさの奥多摩行きだったからなのか、今日は結構疲労を感じる。私の場合とても単純なので、ここらでニンニク入り熱いラーメンでも食うと一発で回復するのだが、それではこの140キロ走行がもったいない。ガマンである。

帰ったらビールを飲もう、ということだけ考えて走った。曇ってきているので15時くらいでもまるで夕方である。ちんたら走っていたら、またライトが必要な時間になってしまった。これからの奥多摩走行は、7時には出発した方がよいということは分かったのだが、実行がむずかしい。

日が暮れて風も冷たくなった。明日、雨だろう。北海道では雪が降っていたとか。この時期、日本は南北に細長い国だと地理で習ったことを思い出すのだ。

本日の走行距離142.09キロtotal 7492.2キロ
本日の体重:65.8㎏
本日の体脂肪:17%

多摩川サイクリングロードへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました