奥多摩駅往復145キロ帰りは真っ暗

連休は、今日しか晴れないそうである。いつもなら会社に行くのだが、奥多摩に行くことにした。7時に目覚ましが鳴ったが、うだうだ用意していたら9時半を過ぎてしまった。ああ、これで奥多摩でうろちょろできないなあと思いながらスタート。うちの奥さんは山梨方面へロッククライミングに行っているので、自由時間である。

この間はエネルギー切れを起こしたので、今日は朝飯をしっかり食った。やはり米をたくさん食べておかないと、もたないのである。

今日は駒沢通りから二子玉川までが渋滞していて、抜けるのにえらく時間がかかった。連休の初日で、しかも晴れは今日だけということなら、誰でも考えることは一緒である。おでかけ、である。二子玉川はなじみがないのでいつも街中で迷いそうになる。

晴れとはいっても薄曇りだ。しかし、サングラスはしていった。今日はサイクリングロードには人が結構いたが、グラウンドはすいていた。遅い出発だったので、どんどん走る。今日もタイヤに空気をきっちり入れているので、軽快である。ハンディ(持ち歩き用)の手押しポンプでは、ここまで入らない。東急ハンズで1000円だったパナレーサーのポンプはなかなかスグレものである。行きは向かい風であったが、だいたい時速25キロをキープし、ところどころで時速27キロくらいで走る。

今日も20キロ毎の休憩をとる作戦でいく。短時間走るだけならきっちり走ればいいのだが、サイクリングとなると風景が変わっていくので、ついつい寄り道やデジカメを出して撮り始めるのでロスタイムが増えてしまう。そのデジカメだが、いつもは小型軽量のPENTAX optio330という中古で安く買ったのをもっていくのだが、故障してしまい、今日は友人から譲り受けたコダックのやつをもっていった。

20キロ地点の南武線ガードをこえたところで最初の休憩。尿意をもよおし、グラウンドそばの工事現場で使うようなトイレを拝借した。その辺ですればよいのだが、少年野球の試合をやっているので、ギャラリーがたくさんいたのだ。トイレは汚いのかと思ったら、すごくきれいだった。しかも、足踏みペダルがついていて、新幹線方式の節水水洗トイレであった。ペダルを踏むとブルーの水が流れるのである。これは発見だった。一体誰が管理しているのだろう?

次の40キロ地点までひた走る。今日は川原でバーベキューをやっている人も少ない。いつも羨望と嫉妬のまなざしで見ながら走っているのだが、あまりいないと寂しいものである。みんなお墓参りに行っているのだろうか?

今日はレーサー組が多かった。みんなレーサーパンツはいてジャージ着てヘルメットをかぶって決めているのだが、私は今日は短パンでなくジャージ(こちらは体操着というやつね。)とTシャツという20年前のサイクリングスタイルである。奥多摩は冷えるだろうと思ったので短パンはやめたのだ。皆サングラスをかけているのであまり気にも留めていなかったのだが、今日少し観察していると、真面目に走っている人は結構年齢が高いことが分かった。40代以上が多いぞ。ご同輩。私と同じようなことを考えているのだろう。きっと健康維持のために走っているのだ。

40キロ地点は、いつもの福生南公園である。ここで、つや消し黒フレームのANTALESに乗っている人に出会った。50位の年齢の人だった。チラリと見たら、ペダルはなぜかものすごい格安品だが、シマノのアルテグラをつけていた。私のはそれよりかなり安いシマノのティアグラである。ま、負けた。

羽村の取水所から奥多摩街道に入り、青梅を通過して奥多摩町に入る。手前の御岳駅付近では、中高年の登山客がとても多かった。

そこから13キロで奥多摩駅である。今日は道になじみができたので疲労は感じなかった。奥多摩駅も登山客が多い。

しかし、時刻は、すでに14時半。ペットボトルのお茶を買ってすぐに引き返す。

帰りは軽い下りになっているのでどんどん飛ばす。最高速は40キロをこえた。この間そばと岩魚を食った鷹の巣でメシを食おうかと思ったが、まだいけそうだったので、御岳の手前までねばってそば屋に入った。今日のそば屋は、「手打ちそばきり山」という店である。ビールを頼んで、もりそばを食った。

前回入った店よりも数段うまかった。そば湯も全部飲んでトイレにいったら、フジテレビの「ウチ来る?」のロケ記念写真が飾ってあったので、少し納得である。

目黒まで帰るのに、ゆっくりしている暇はない。どんどん走る。しかし、帰りは気持ちに余裕があるのでところどころでデジカメを出して撮りながら走る。

サイクリングロードの始まる羽村取水所についたのが16時半。あと45キロである。

幸いなことに今日は向かい風がきつくなかった。おかげで結構なスピードで走る。しかし、一時間くらい経つと、例によって足に乳酸がたまってきたなという感じがしてきた。おまけに日が沈み始める。

しかし朝飯効果なのか、それともトレーニング効果なのか、あるいは心理的な慣れなのか、それほどスピードは落ちなかった。それでも、残り27キロ地点にあるセブンイレブンに寄って、あんパン買ってしっかり食べた。

もう、このあたりからはライト点灯である。風もでてきたが、思ったよりは早く二子玉川についた。そこからは消化試合みたいなもので8キロの道も鼻歌まじりで帰ってきた。10時前にでて、帰ってきたのは7時ちょっと過ぎ。

サイクリングは時間が結構かかるのである。とてもトライアスロンにでているような人の真似はできそうにない。

本日の走行距離145.7キロtotal 1336.1キロ
体重:70.0㎏
体脂肪:20%

多摩川サイクリングロードへ

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