桜満開@目黒川

桜が満開になった。月曜日にはほぼ満開になっていた。あとは散るだけだ。今日は天気がよくなく、曇ってしまったのだが、中目黒に行ってみた。中目黒駅そばの目黒川沿いは、お花見散歩の名所だ。今日は平日だし天気もよくないから人も少ないのではないかと思ったのだが・・・。

花見の季節には満員になる大樽。平日の今日も順番待ちができていた。中目黒には再開発前に好ましい居酒屋がいろいろあったのだが、今はあまり行かない。もう15年くらいになるかもしれないが後輩とコンスタントに月1回行っているのは、吉祥寺のいせや本店くらいだ。

桜は満開で人は満員に近い。風が結構あり、はらはらと桜吹雪が舞っているのだ。私は自転車で行ったのだが、もちろん目黒川沿いの道は人でいっぱいで押して歩いた。かなり迷惑な通行人だったと思う。東京は広くて、平日だろうがなんだろうが人気がある場所は関係ない。

目黒川にかかる橋は都心から近いのでよくテレビドラマやCMのロケで使われる。昨年は、ゲリラ豪雨の時に目黒川が氾濫しそうになったこともあった。この目黒川沿いだけ海抜がぐっと低い。東横線に乗っていると手前の代官山からも下り、先の祐天寺からも下り、数十メートルは海抜が違うと思う。中目黒駅前を通る山手通りは品川の新馬場あたりから海抜の低いところを走っている感じだ。

中目黒は、高級住宅地と若者の経営するとんがった店が同居している感じが面白い。隣の祐天寺になると、もうはっきりと住宅地だ。中目黒を歩くといつも都築響一さんのTOKYO STYLE (ちくま文庫)を思い出す。今はちくま文庫でしか見られないが、昔あった大判の写真集では、奥付の次のページが、今もあるのだが中目黒のマンションを目黒川をはさんで撮った写真だった。

目黒区の図書館で大判の写真集を借りたことがある。本はぼろぼろだった。人気があるのだそうだ。とても分かる。私もその頃は30代の中盤だったが、若者の欲望と夢と希望が詰まっている、人の出てこない、部屋だけを写した写真集だった。

この通り、平日の水曜日だというのに自転車を引いて歩いても明らかに迷惑な混雑ぶりなのだ。

目黒川沿いには露店が出ていて面白かった。ローストチキンの店はとても元気で人気があった。私もちょっと前はお店に立ったりしたことがあるので興味がある。このお店の人たちは表情がとてもよいのだ。

目黒川に桜の枝が垂れ下がっていた。

ドネルケバブ。初めて見たのは間違いなくアキバだ。win95かwin98の頃だ。しかし、考えてみるとまだ一度も食べたことがない。今日も食べなかった。アキバで屋台でスタートしたドネルケバブは、今やアキバでお店が数店ある。大したものだと思う。

飲食店の前や、空いたスペースに急ごしらえでつくられた露店は大忙しだ。

今年の桜は数日だったなあ。桜は平和の象徴だ。

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コメント

  1. サニー より:

    今晩は。サニーです。
    呑川に鯉が、溯上していました。
    低い堰でも水量が少ないせいか、たいへんそうでした。しかし、あきらめません。根性あります。

  2. くになか より:

    サニーさん
    久しぶりですね。やっと春が来たと思ったらまた寒くなって。最近は、どこまで走ってますか?呑川に鯉が遡上しているのは、見たことがありません。どのあたりですか?

  3. サニー より:

    おはようございます。
    最近は、もっぱら羽田方面です。
    呑川をちら見しながら走っていたら本門寺あたりで、けっこうな数の鯉がいました。

  4. くになか より:

    サニーさん
    あのへんは、かなり浅いところですよね。どこまで遡上するつもりなのでしょう。いやしかし、今日は暑いですね。何か気温の変化が激しいです。

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