北海道旅行3日目

起きたら天気予報通り雨だった。いつものようにヨガをやり、今日は無料朝食はコーヒーだけにして、まずはグランドホテルニュー王子に。ここでハスカップのジャム@1300円を2本購入。うちの親に頼まれた。王子製紙といえば、昔からスモークサーモンが有名だ。銀座の王子製紙本社前にも直営店がある。その後駅前のジャズ喫茶へ。

モーニングを食べながら昔の話を聞いていた。昔とお店の中の配置が違うと思うのだがというと、相当昔に改装したとか。インターネットチューナーを音源にして音楽をかけているようだった。今はジャズをほとんど聴かないので最後にジャズ喫茶にいったのは何年前だったか。

隣のビルにあるみつぼしで会社におみやげを買い、11時の特急で札幌へ。今日は大通り公園にでも行ってみるかと思っていたが、北大にいってみることにした。

北大は札幌駅の北口から歩いて数分のところにある。実に便利なところだ。高校生の頃に1回か2回来たことがある。広くてきれいな大学だ。古い建物を残している。最近の大学は古い建物を壊してしまう場合が多い。都心なら土地が狭いから仕方がないが、やはり古い建物は趣があっていい。

学内のレストランに行くのにこんな小径を歩いていくのだ。いいなあ。

古いアメリカンな建物なのだろうか。古河講堂という建物で、当時は林学教室で現在は文学部の研究室として使われているらしい。

「少年よ大志を抱け」のクラーク博士である。平日だったが観光客が入れ替わり立ち替わり記念写真を撮っていた。

北大は農学部の農場が広くて全学部が集まっているから敷地が広くていいなあ。走っている人を結構見かけたが気持ちが分かる。

クラーク会館横の生協をのぞいてみる。そばに立っている木が白樺なのだ。北国なのである。2階に書籍部があってしばらく本を物色していたらすっかり時間が経ってしまった。記念に1冊買ってブックカバーをかけてほしかったのだが、やはり本は東京の本屋の方が在庫がずっと多いことが分かった。

それにしてもなんてきれいな構内なのか。芝生もふかふか。夏の午後にに芝生の上でごろごろしていたら気持ちいいだろうなと猛暑の東京から来た私は思う。

一番おかしかったのは、この看板だ。後ろの美しい建物と、こんなところでジンギスカンをやっていい大らかな北海道らしさがいいね。東京なら絶対に許してもらえない。

この建物は北海道大学総合博物館だ。

北大で初めてノーベル賞をもらった鈴木章名誉教授のコーナーがあった。印象に残ったのが、マックのPCだ。私が初めて仕事でPCを使ったのは1990年頃。用途は単なるワープロなのだが、マックのSE/30というやつだった。これと同じものだ。辞書機能がふざけるなよというくらい性能が悪かったが、高いから壊すなよといわれたものだった。化学式が書けるから理系の人たちに支持されていたと書かれていた。

ポプラ並木も見学。

北大の一番代表的な建物、クラーク会館。

本当は北大で記念写真を撮ってその辺でサッポロラーメンを食べてから空港に行こうと思っていたのだが、時間がなくなってしまった。昼飯は抜きで札幌駅に戻った。

頭が切れてしまったが、今の札幌駅北口である。今は分からないが、昔なら北大に進学してサッポロビールとか雪印に就職して札幌に住んだら幸せな人生だったのだろうなと少し思った。

さてここから新千歳空港に移動。携帯に同僚から「厳しい」指示が来ていたので、急遽六花亭 マルセイバターサンドを購入。スカイマークは安いのでいつも満員だ。

しかし、出発がだいぶ遅れたのでガラナを購入。北海道限定だ。

北海道はよい天気になってきたのだが、離陸してしばらくしたらこんな様子なのだ。かなり揺れた。

航路がよくわからないが、羽田に着陸する前にかなり東京湾を旋回していた感じだった。福岡空港でも千歳空港でも感じたが、羽田空港はすごい建物だなと思った。

今回30年ぶりに北海道に行って思ったことは、30年経っても変わらないことは変わらない。建物などは結構というかかなり平気だ。当たり前だが肉体は年をとる。肉体と記憶力があいまいになるのが年を重ねるということなのか。わからないけど、ジンギスカンはとてもうまくて写真を撮り忘れてしまった。今度は冬にきっと行くような気がする。

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