やはり高橋尚子は格がちがうのか

昨日の東京国際女子マラソン、最高視聴率が30%を超えていたのだとか。私も自転車飛ばして見に行ったくらい影響されていたのである。金メダリストの彼女が、オリンピックの代表から外されたところから始まった物語も昨日で決着がついた。それにしてもすごい人だと思う。

実際はひどい肉離れだったみたいだが、出場を取り消しても問題はなかっただろう。また、肉離れのことを小出監督のチームにいたときならわざわざ発表したりしなかっただろう。

しかし、出場を取り消せばニュースを見た人には、高橋は過去の人ということがなんとなく意識されるようになる。たま、肉離れのことをいわずにレースに出場し、途中棄権したりするようなことが起きると、やはり過去の人と思われるようになる。たとえ肉離れのことが翌日の新聞に載ったとしてもそうだと思う。

不利な状況でも発表し、人の気持ちを自分に集め、その上で結果を残すことのできる選手というのは記憶にない。オセロの黒が全部白になったようだったとインタビューで語っていたようだが、きっとそうなんだろう。すごい。

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