30年ぶりに出雲大社へ

30年ぶりに出雲市へ。前回も今回も出張である。飛行機がなんとかトラベルの影響で全く取れず、新幹線で岡山まで行き、そこから特急出雲に乗り換えて3時間。だいたい7時間弱の行程だった。昼過ぎの「のぞみ」に乗って7時過ぎに着いた。

出雲駅前は、ビジネスホテルはあるものの、食べるところがあまりないので、とりあえず駅前でちゃんぽん麵を食べて、一畑電鉄に乗り、出雲市駅から少し離れた雲州平田駅のビジネスホテルにようやくたどり着いた。

風呂に入ってバタンキューだった。

翌朝、いつものように4時に目が覚めてヨガを1時間。朝の風景だ。向こうに見えるのは海でなく宍道湖。

7時前にチェックアウトして、一畑電車に乗って出雲大社前駅まで。20分くらいだったか。よく晴れてうろこ雲が出ていた。

せっかく来たのだから、出雲大社に行かねば。

今回は、全てスマホで撮った画像だ。私も今月、ガラケーからスマホにした。仕事で毎月のように出張することが確実になったので、外でネットを使えないととても困る。ただし、ケチなのでドコモから乗り換えたYモバイルの1円スマホである。この通り、画質はなかなかよい。10年前のコンデジ並みの画像。

なかなか歴史を感じさせる出雲大社前駅だが、あとで駅員さんに聞いたら、満州事変の頃の建物だそうだ。昭和5、6年頃に建ったらしい。

境内までどのくらい歩くか聞いたら、15分ということだったけど、それはお年寄り用の案内で、最初の大鳥居(勢溜という)まではコロコロのついたハードケースを引っ張っても数分でついた。

そのすぐ手前に「竹野家」という日本旅館があり、ははーっ、ここが竹内まりやさんのご実家なんだなとわかった。大きな旅館だ。

7時過ぎの境内にはほとんど人がいない。旅行者らしき人がちらほらとあとは地元のお年寄りが多かった。手水舎までかなり歩く。

30年前に来た時は、クルマで来て駐車場に止めて、さっと参拝してすぐに帰ったんだけど、あれっ、こんなに境内が広かったかな?と思った。あとで確認してわかったけど、私がクルマで来て参拝したのは、神楽殿だったようだ。

境内の空気は、凛としていて少し身が引き締まる思いがした。ずいぶん前に伊勢神宮に行ったことがあるが、伊勢神宮の方が、もっとやさしい空気だったように思う。いままで行った神社の中で、一番空気が張りつめていたのは戸隠神社奥社だ。

境内全域図を見ると、手水舎の奥に拝殿がある。

その奥に八足門があるが、これなのかな?ここから先は参拝をお願いしないと入れない。

今日の目的は、もう一つある。

友人に出雲大社に行くと言ったら、出雲大社本殿裏の素鵞社(そがのやしろ)のさらに裏の岩がパワースポットなので、行ってお願いしてさわってくるといいよと言われたので、素直に従う。

出雲大社の参拝の作法は、左回りにするものだそうだが、このように右回りにしてしまった。私の人生、こういうことが多い。

スマホは広角側の性能がよくなくて全体像が撮れないが、これが素鵞社である。

その裏の岩はこんな感じ。私は毎日ヨガをやっているので、多少、気感があるのだが、少しモワモワ感じる。他に人がいないので10分くらい岩に向かってお話したかな。

神楽殿の横にあるトイレを借りて、神楽殿へ。ああ、30年前に来たのはここだと思いだした。

この場所は、本殿のある境内とは空気がまた違う。内と外なら、外の感じ。

さて、そろそろ駅に向かうかと思ったら、この道が気になる。何となく歩き始めたら三歳社というのがあるらしい。すぐに山道のようになり、落ち葉のよいにおいがした。割と距離があったので時計を見ながら参拝。写真を撮るのを忘れた。

帰りは下り道。コロコロを引っ張りながら急いで歩く。駅前まで戻って、コーヒーを買って来た道をふり返った。

この電車に乗って移動。写真を撮っていたら駅員さんに、「撮り鉄ですか?」といわれたが、撮り鉄なら一眼レフを持ってくるでしょう。

出雲大社前駅を出発。

EOS5D2が壊れてから、撮る意欲がなくなっていたのだが、ミラーレス一眼がほしくなってきた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました