あれ、桜咲いているじゃない

6時起床。今朝は寒い。昨日は雨の予報だったが午後に晴れた。しかも、すごく暖かくて花粉がたくさん飛んでいたようだ。外を歩いている分には大したことはないのだが、室内に入るとくしゃみが止まらなくて困る。

もうすぐ震災から10年経つので、近頃は関連番組ばかりだ。

月曜日、高齢のおばさんが具合が悪くて入院するというので群馬へ。浅草に出発時間の15分前に着いて、大急ぎでちょっとお土産を買い、東武の地下でいつもの寿司を買って浅草からりょうもう号に乗るのだが、コロナで1年以上行かなかったら車両が新型に変わっていた。おや、東武もずいぶん頑張っているなと思ったら、いつものホームなんだけど、日光行きの特急に座っていたのだった。

出発間際に、何やら苦味走った表情の、つまり、現状に憤懣やるかたない風情の年下のおじさんが来て、「あなたこの席なんですか?」とかなり高圧的な姿勢で聞いてきたので、「そうなんですよ。あなたは隣なのですか?この(コロナの)ご時世にすみませんね。ものを食べていて。早く終わらせて、車掌さんに席を変えてもらいますよ」といいながら寿司を食べていたら、この電車の行き先が日光であることに気がついてあわてて飛び出した。

いつもと違って隣のホームだったんだ。おじさん同士はコミュニケーションがなかなか円滑に進まない。お互いに敬意をほとんど持っていないからだね。

乗り過ごして特急券を余分に買わされることになった。幸いおばさんの病状は大したことがなくて日帰りができた。入院した病院は、昨年建て直したとかで低層ながら天井が高く、病室や廊下も広く、職員の皆さんも若くとても感じがよかった。

数年前から両親も含めて高齢者の相手ばかりしているので、施設と働いている職員の方々の雰囲気には敏感になっている。

予約していた永遠の今を生きる 時空を超える二人が配達された。アマゾン、楽天、ヨドバシで少しずつポイントをもっていたので、今回はヨドバシに注文した。ヨドバシは配達が素早いのが特徴だ。

読み始めたら面白い。かなりぶっ飛びな内容だが、今はいろんなことが起きる時代だ。成瀬さんの本は、多分ほとんど読んでいるが対談本の時は聞き役になっていることが多い印象がある。この本はそんなことはなくて面白かった。

10時過ぎに目黒不動尊へ。

空気が冷えていて寒い。境内に行くと、あれっ?桜が咲いている。早咲きの桜はもう散ってしまったので、これはいつもの桜ではないか?

今日は寒いが、昨日はばかみたいに暖かかったし、このところその繰り返しだ。積算温度が開花に関係しているなら、今年も暖かい冬だった。特にいつも積雪がある2月がまるで春だった。

10年前の震災は、津波にひどくショックを受けたが、その後起きた原発事故がさらにそれを大きくした。先月、BS1で深夜だったかチェルノブイリ原発事故の昔の番組を放送していた。1986年、旧ソ連の原発事故がかなり離れたイタリアに大きく影響を与えたことをよく覚えている。

10年前福島で原発事故が起きた時、チェルノブイリのことを思い出し、東京までの距離を考えたらとても助からないなと思った。正直、5年生きられるのだろうかと思った。

10年経って、もちろん年齢相応に老けたが大きな病気をすることもなく生きている。なるべく人の役に立つことをしたいなと改めて思う。

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