気がついたら4月駒沢公園33キロ

5時起床。妻が実家に帰っているので自分勝手で気楽な日曜日だ。いつもNHKらじるらじるで聞き逃しを聞くか、ノルウェーの国営放送nrkのクラシックチャンネルを聞いている。今日は、ピーター・バラカンさんのウィークエンドサンシャインを聞いていた。この番組と、ゴンチチの世界の快適音楽セレクションは楽しみに聞いている。

最近、暖かくなってきたので温冷浴を復活した。水をかぶってから風呂に浸かるのは気持ちがいい。FaceBookで昔アルバイトをしたことがある蓮華温泉をフォローしている。温泉に(沸かさなくても)いつでも入れるのは最高の環境だなと思う。ただ、普通の家庭でも、太陽光温熱器があれば、いつでもお湯は使える。

私は政治的なことに興味はないが、1990年代に糸川英夫さんの本を読んでいたので、イスラエルのいろいろな技術にとても興味がある。ちなみにイスラエルでは太陽光温熱器は当たり前に設置されているそうだ。

15時から駒沢公園へ。

このところさっぱり走っていなかった。いつも背中に担いでいたEOS5DMark2が壊れてしまって著しくモチベーションが下がってしまったのだ。シャッターが切れなくなった。また銀座のキャノンに持って行こうと思ったら、もう部品がないので修理できませんと言われた。2012年の年末に買ったような気がするので、中古で買ったんだけど、10年は持たなかったんだな・・・。

デジカメ市場は、iPhoneに徹底的に破壊されてしまった。一眼レフはセンサーサイズとレンズの性能に依存していたのだが、ソフトで補正するスマホに、多分、完全に負けてしまった。

私はまだ4Gのガラケーを使っているのだが、そろそろスマホかなと思うようになりつつある。電車に乗った時に隣の人のスマホを見ると、LINEかゲームをやっていることが多いみたいだ。私はLINEは台湾の友人とのやりとりだけで使っている。以前、メールを使っていたのだが、バカみたいにスパムメールが入るようになってきて止めた。LINEは嫌いなのだが使っている理由はそれだ。多分、LINEを熱心に使うとバカになると思う。

イヤフォン型のヘッドフォンは難聴になる心配はないのだろうか?ウォークマンが流行った頃、ヘッドフォンをしていると難聴になるといわれたものだ。電車の中で聞かなければいけない音楽はないな。

パソコンで文章を書くようになると、ペンで漢字が書けなくなるのと一緒で、LINEを使っていると、多分、ひとまとまりの文章が書けなくなると思う。

駒沢公園は混雑していた。コロナが相変わらず陽性者が多いらしいが私もエチケットとしてマスクはあごにかけているものの、ほとんど気にしていない。ちなみに、アルコールもあまり使っていないし、なんだか都内のあちこちにある無料PCR検査場にもお世話になっていない。最近、無料PCR検査場は呼び込みも始めた。テレビのニュースは地震以外ほとんど見なくなった。

今ぐらい報道関係者の価値が下がっている時代はないような気がする。

マスクをしていることを除けば、いつもの駒沢公園だ。気温が上がって湿度が低いこんな日は、みんな公園でなごみたいと思うのが普通だ。

4月は駒沢通りのイチョウが一気に変わる季節。今はまだ小さい葉っぱをつけているが、わずか1ヵ月の間に繁茂する。そして遅くても6月には緑色のギンナンが実り、9月になると黄色くなって落ち始める。

まだまだ葉っぱはこんな大きさだ。

毎年のことだけど、生命力のすごさと、細胞分裂はホルモンに支配されていて条件が整うと急激に進むことを痛感している。ヒトが病気になったり治ったりするのもきっと同じようなことだと思う。

無駄に悩んだり、おそれたりすると、体の中で何かのよくないスイッチが入るのだと思う。

最近は、歴史にとても興味がある。私は5教科7科目の共通一次世代で、倫社・政経という(労力のかからない)薄い教科書の科目を選択したので、日本史も世界史も興味がなかった。

ただ、こんな時代に生きていると、歴史を知らないというのはバカだなと思う。歴史は暗記科目でなく、先人の試行錯誤の積み重ねなのだ。

最近、駿台予備校で世界史を教えている茂木誠さんの本を読んでいる。今の予備校生はこんな先生に教えてもらえるんだねとうらやましい。茂木誠さんの主張が100%正しいかどうかわからないけど、テキストになる。できるだけ読むつもりだ。

世界史講師が語る 教科書が教えてくれない 「保守」って何?って本は、タイトルはさえないような気がするが、すごく面白かった。

今は、「戦争と平和」の世界史 日本人が学ぶべきリアリズムを読んでいる。

何となくだが、物心ついたころから親や先生や大人が尊敬できないと思っていたのだが、それには理由があるような気がしている。歴史の解説本を読むと、スタンダードがわかって人が尊敬できるようになると思う。

一時、技術史以外は信用できないなんて思っていたこともあったんだけど、茂木誠さんの本を読んでいると、やはり、人は面白いと思えるようになる。

総走行距離85709キロ

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