土曜日は風が強くて一時、雨。昨日は朝から夕方までずっと雨だった。ああ、今年の桜もこれで終わりかなと思っていたが、駒沢公園に行ってみたらまだ大丈夫だった。
明日はまた雨でぐっと気温が下がるらしい。昨年はやたら湿度が高い日が多かったような記憶があるが、今年の特徴はなんだろうね。
ここ数年の特徴は、桜が一斉に咲かないことだ。前は一気に咲いて一気に散っていく感じだった。満開になるとすごいなと思ったものだが、最近はバラバラに咲いていく印象が強い。梅も同じだった。そのせいか、きれいだな、いいなあと思うことが減ったように思う。
きっと気象条件が関係しているのだろう。それと外来種のカミキリムシが桜の木を好んで食い荒らしているそうだ。
一番最初に咲き始めた木は、かなり葉っぱが出て来ていた。
アップにして撮ってみたが、もう盛りを過ぎているのがわかるでしょう?
とはいうものの、駒澤大学前あたりは、まだまだ大丈夫。午前中から場所取りは始まっていました。
駒沢通り沿いのイチョウの木にも芽がつき始めた。今日は4月11日。月末にはかなり葉が増えている。すごい成長力だ。
しかも、例年6月最初に緑色のギンナンがなり始める。たった2ヶ月で実をつけて秋までそのまま維持しているのだ。今日ポケデジで撮ったのだが、私と同じで近いものにピントが合わない老眼状態になってしまった。
画質がよくてメモ代わりに8年使ったけどそろそろ引退かな。この間、同じところを後輩がiPhoneで撮ったのだが、画を見せてもらったら私のポケデジよりはるかによい画質だった。
デジカメも急にコンデジが普及してみなが持つようになり、次に一眼レフが流行ったが、スマホカメラできれいな画や動画が撮れるようになると、急に売れなくなったようだ。
このところ、栄養学を拓いた巨人たちを読んでいる。栄養とかビタミンとかTCA回路の発見の歴史が書かれている本だ。試行錯誤の歴史はすごく面白い。
先月、イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書29版がアマゾンでとても安く買えた。何ヶ所かラインマーカーが引かれていたが、ほぼ新品。この本はものすごくよい本だ。しかし、この素晴らしく読みやすい教科書のような本には、発見の歴史までは書かれていない。
発見された歴史を学びながら整理された知識を学ぶことは、私が学生の頃はほとんどできなかったことだった。出版物の数が今よりずーっと少なかった。
しかし、こんな学び方が今できたら、こんなに楽しいことはない。知識の羅列が急に人間くさくなるのだ。
ネット時代になって出版社は大変らしいが、出てくる本の数が増えているのは確かで、たまにはよいこともある。
寝る前に、意味がなければスイングはない を毎晩読んでいる。
この間、小澤征爾さんと、音楽について話をするに出て来た音楽を聴くという記事を書いたが、その続きで村上春樹さんが音楽について書かれている本を読んでいる。
この本は季刊オーディオ専門誌「ステレオサウンド」に連載された記事を集めたものらしい。そうだろうなと思う。文芸誌に載っても別に違和感はないけど、文芸誌がきっと載せない内容だと思う。
タイトルからジャズの本かと思うが、そうではなく、シューベルトやゼルキンやルービンシュタインもスガシカオも出てくる。音楽が好きな方なんだろうなと思う。
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