大きめの地震があった桜はまだ少しの土曜日

起きたら雨。暖かい朝だ。今日は一日雨らしい。昨日、群馬を往復したのでくたびれていたから半分休養だ。

昨日は実家に父を連れて帰る途中、町田駅で止まった電車の中で地震に気がついた。結構振幅が大きい感じがした。携帯の緊急地震速報は鳴らなかったが、スマホによっては警報が鳴っていたようだ。ずいぶん広範囲で揺れたんだね。

暖かい日と寒く感じる日があるが、桜は開花宣言が出たらしいがまだあまり咲いていない。これは少し前、3月15日の目黒川だ。都内では(中目黒駅で降りたらすぐそばなので)桜の名所になっている。池尻大橋側から撮った。

毎年、平日でも大混雑するのだが、今年はまだ花が咲いていないのと緊急事態宣言中なので、人は少ない。

3月19日に目黒不動尊に行ったら、ソメイヨシノは咲き始めたところだった。先日撮った境内の桜は、早咲きの桜なんだね。

ここは、目黒不動尊の手前の山手七福神にある池だ。

このところ、高齢の群馬のおばさんの体調が悪化して行ったり来たりしている。見舞ってから築100年になる誰も住んでいない家に泊まって寝ると、夜中に物音がする。しかし、ご先祖さんがいるのかなと思って、怖いとは思わなくてよく眠れるのが不思議なところだ。血がつながっている安心感なのかなと思う。

昔、山小屋に一人で住んでいた時に何回か不思議な体験はしているが、私はあちらの世界の方のお姿を見たことはないので、これからも見ないだろうと思う。

お寺の山門が目の前の家なので、朝6時になると数十メートルの至近距離で鐘を撞く音で目が覚める。レコーダーを持っていって録音したいと思うほどよい音だ。

おばさんの枕の下に目黒不動尊のお守りを仕込んでおいたら、担当の看護師さんがネームプレートのところに丁寧につけておいてくれた。こういう気持ちはありがたい。

19日は目黒不動尊に行って、いろんなことを祈った。

群馬に往復するときに、改めて永遠の今を生きる 時空を超える二人を読んだのだが、自分だけの都合のお願い事を祈るのは止めることにした。

この本を読むと、書かれてることは(本当に)ぶっ飛びな内容なのだが面白い。地震やコロナの話も出てくる。

ヨガの成瀬雅春さんの本は1990年代から読んでいるが、どの本を読んでも落ち着いたトーンで書かれていて何度も読み返す本だ。何冊も持っている。

角川春樹さんは、私の年代では知らない人はいないだろう。昔は角川商法といわれ、私が高校生の頃から本と映画をセットにしてヒット作を連発していた。

しかし、私にとって一番記憶に残っているのは、角川書店提供のFM東京時代の気まぐれ飛行船という番組だ。深夜1時から始まる番組で片岡義男さんがメインパーソナリティだったが、よい音楽を本当にたくさん聞かせてもらった。

番組の合間に角川書店のCMが流れ、野生時代や月刊カドカワという雑誌のことを知ったが、ほとんど読んだことはない。野生時代が好きな友人がいたので、厚手の文芸月刊誌だったが他社の月刊誌に比べて一回り大きかったことを覚えている。

お二人が対談でこんな本を出すのは昔ではきっと考えられなかったと思うが、私が若い頃とは明らかに違う激しい時代になったからなんだと思う。

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