羽村往復94キロ多摩自慢藏開きに寄った

朝7時に起きたら、すごく寒かった。しかし、快晴。

今日は奥多摩日和である。しかし、だらだら用意していたら、またしても9時半になってしまった。身体は日曜日モードなのである。

走り始めたら、柿の木坂から富士山がきれいに見えていた。これは撮影日和である。富士山は午前中の陽を受けて、まだやや赤みがある。早く障害物のない二子玉川に行かねばと急ぐ。

二子玉川のいつものスタート地点に着いて、早速、デジカメを出してシャッターを切ると、あら・・・。コンパクトフラッシュが入っていない。

二子玉川に戻ってもパソコン量販店や、ビックカメラやさくらやはなかったはずだ。自宅まで8キロの道のりを戻る気もしない。

それで、聖蹟桜ヶ丘なら郊外型の店があるだろうと、そのまま走ることにした。午前中は雲一つない快晴であった。

奥多摩の山も近く見える。空気も心なしか清浄な感じである。こういう時にサイクリングできるのは、かなりシアワセである。

寒くなると、どんなものを着て走るか悩む。汗をかくから厚着はできないし、かといって、薄着で行けば寒いだけである。背中に背負っているザックもできるだけ軽くしておきたい。

今日は、ジャージをはいて、綿のトレーナーを着て、ザックにはゴアテックスのウインドブレーカーを入れていった。まだ、フリースでは暑い。しかし、山用のシンサレートの手袋だけは入れていった。

今日も風が少しあったが、それほど寒くなかったので助かった。

聖蹟桜ヶ丘が見えてきたので、橋を渡って街に入る。初めて行くところは、いつでも興味津々である。

ガススタンドで聞いたら、駅ビルの中にさくらやがあるそうなので、一安心だ。早速行って、64メガのやつを買った。アキバでは、3000円を切る店もあるのだが、まだ、4000円弱であった。仕方がない。

コンタックスのT3という(高級)ポケットカメラを買うときに学習したのだが、カメラ量販店は、実はそれほど安いわけではないのだ。

橋を渡って、多摩川のいつもの道に戻る。後は午前中の光線でよさそうなところを撮影しながらいつものように走るだけである。

今日も同じ白のアンタレスに乗っている人を見かけたが、私よりはるかにオジサンな人であった。私の減量編を読まれて、自分もやってみようと思った方は、絶対にレーサーを買った方がよい。

そして、できるなら20万近くするが、千駄ヶ谷にあるなるしまフレンドのカーボンモノコックのレーサーがおすすめである。アルミフレームは、結構固い。私のはカーボンも使っているが、それでも固いと思うときがある。

思わぬロスタイムで、羽村取水所に着いたのは、13時前であった。着いたのが昼なら奥多摩まで行ったが、これでは仕方がない。

時間があるので、釣り人を見学に行った。この辺は、ハヤが釣れるそうだ。北海道でいう、ウグイというやつなのかな。それと同じ魚なら、アホな魚である。

分かりやすく写っていなかったが、ハヤがたくさん泳いでいるのよ。

ついでに先週から気になっていた酒屋にもいってみた。奥多摩では澤ノ井が有名であるが、しぼりたてがあったようなのだ。

私は、仙台の大学に行ったのだが、一之蔵や浦霞のしぼりたてを飲むまで日本酒は飲めなかった。だからしぼりたては好きなのだ。一升瓶は持って帰れないが、4合ビンなら担いで帰れそうだ。

澤ノ井のかわったプレミアものの酒もいろいろあったが、やはりしぼりたてを買ってみた。減量中なのだが、美味い酒は飲みたいのである。

ついでに、ご主人にうまい蕎麦屋は知りませんかと聞いてみたら、福生の「多満自慢」という酒蔵の中に蔵を改造した蕎麦屋があると教えてもらったので、話を聞いている数分の間にウキウキし始めて、行ってみることにした。

あとは消化試合みたいなものである。ペダリングも軽く、自宅から40キロ地点の福生南公園に戻り、そこからわずか数分の「多満自慢」に行った。

行ったら、なんと、「まつり蔵ひらき」というイベントをやっているじゃありませんか。新酒の季節である。

減量中なのに、お調子者のスイッチが入りそうになった。そうそう、オレは蕎麦を食べるためにやってきたのである。忘れてはいけない・・・。

酒蔵見学というのはあまりしたことがないのだが、造り酒屋というのは、実に裕福な感じがする。昔、貨幣のかわりにもなった米を集められるというのはかなりの財力がなければできないことだっただろうから当たり前といえば当たり前である。

蔵の中には、仕込み水もあって、飲んでみたらうまかった。先週の深大寺の湧水とは大分違った。人がたくさん集まっていって、和太鼓集団がライブをやっていて賑やかだった。

こういうところに行くのはよいですな。ちょびっとずつくれる試飲のカップを2杯だけもらった。こんな自制心のある自分をほめてやりたい。ここは地ビールもやっていたが、試飲がないのと高いので飲まなかった。

蕎麦屋は、「雑蔵」という店で、実に金がかかった作りの店だった。テーブルが、塗ってはあるが、むく板であった。

普段と違って大にぎわいの今日は、蕎麦は、かけともり、あとは天ぷら選んでくださいという方式だったので、かけを食った。味はまあまあ。だしがちょっとかわっていた。

アンケートに回答したので、おみやげに酒粕をもらって蔵をあとにした。そろそろ夕方の雰囲気である。それでも2時間後には自宅だ。今日は暖かくてよかった。

新しい杉玉もいいね。

府中でラジコン友の会のおじさんたちが、今日は熱心にヘリコプターを飛ばしていたのでしばらくそれを見学して、あとはひたすら二子玉川を目指す。

二子玉川に着いたのは16時。天気がよくて、空気もよくて、こんな日に走れて本当によかった。

しかし、青梅線の沢井まで行かなくても、酒蔵で蕎麦と酒が飲めることを学習してしまったので、今後が心配である。

本日の走行距離94.64キロtotal 2237.2キロ

体重:70.0㎏
体脂肪:21%

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