サレジオ教会で戴冠ミサを聞いた

捻挫した足は日に日によくなっているが、まだ走れるほどではない。骨折していなかったが、結構重症だったんだなと思う。山小屋でアルバイトしていた時に、下り歩荷の最中、重たい荷物を背負って足をひねったりすることはあったが、これほどひどくはなかった。

まだ歩くと右足のアキレス腱の左側が少し痛む。かばって歩くとあとで痛くなりそうだ。最初ストックを突いたが、平地でこんなことをやっていると体のバランスがおかしくなるのですぐにやめた。

ワールドカップラグビーで選手が負傷していたが、興奮状態にあるとはいえ、次の試合までによく回復できるなと思う。若いから平気で、自分がじいさんに近づいた年齢になったから回復までに時間がかかるようになったのかもしれない。

11月22日以来、2週間自転車に乗っていない。

最近は、明け方目が覚めた時に、枕元にカチカチいう目覚まし時計をガイドにして呼吸法の練習をしている。1:4:2の呼吸法というのがあり、吸う1:止める4:吐く2でやるのだ。ただ、体に力が入りやすいので、最初に6秒吸って6秒吐くから始めて、楽にできるようなら吐くを1秒ずつ増やして、12秒吐くまでやる。

その後は吸う、吐くを1秒ずつ増やして、10秒吸って20秒吐くまでやる。それが終わったら、5秒吸って、20秒止める。そして10秒で吐くをしばらく続ける。1工程35秒なので1分間に2回しか呼吸しない計算になる。

呼吸は、長く吐くのがむずかしい。吸うのも止めるのもむずかしくないが、長く止めるとスムーズに吐くのがむずかしくなる。

ただ、毎日のようにやっていると、吐く時に使う筋肉が、体を二つ折にするときに使う筋肉と同じらしいと気がついた。

今日は午後、サレジオ教会にモーツアルトの戴冠ミサを聞きに行った。寒いかと思ったら暖かい午後だった。

30分かからない曲だが、その前に、パイプオルガンを演奏してくれた。ここのオルガンはなかなか迫力がある。

戴冠ミサは、ミサ曲というもののモーツアルトらしいなかなか華やかな曲で、ティンパニーが活躍する。しかし、ティンパニーの人がいないなと思ったら、なんとエレクトーンで音を出しているのだった。気をつけて見ると、チェロはいるけどコントラバスはいない。コントラバスもエレクトーンで音をだしていた。

そういえば、電器店に置いてあるクラビノーバみたいな電子ピアノの音もすごく自然な音になっている。どうやって音を作っているのか知らないけれど、音をサンプリングして演奏のくせをつけて再生するのもいまはデータを記憶するのがタダみたいな時代だから、すごい処理ができるんだろうなと思った。

いつもお寺や神社に行ったら、境内の空気感を味わうようにしているのだが、今日は教会の中は人が多くてちょっとしたコンサートホールと変わらない感じだった。

サレジオ教会

帰り、教会近くの公園に寄ってみた。まだ、歩くのが遅くて右足のアキレス腱左上あたりが痛いような気がする。

イチョウが真っ黄色になっていた。

田向公園 12月だから当たり前なんだけど、それにしても暖かい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました