多摩サイ羽村市阿蘇神社往復91キロ無風に近い

昨日は雪がちらついた。一昨日も寒かった。あんまり寒いのでうちの奥さんと焼肉を食いにいった。焼肉食べると温まるのだ。昨日は曇り空で雨が降っているわけではないから走ればよかったのだが、寒くて家でごろごろしていた。

私は北海道生まれで、標高3000メータ近くの高さにある山小屋の小屋番もやったことがあるのに、寒いのが嫌いになってしまった。昔は雪が降ると心ときめいたものだったのだが・・・。今日は雪が積もっているのかなと思ったのだが、朝になったら消えていた。しかも風がなくてまあまあ暖かい。これはサイクリングに行かねば。

といいながらも、自宅を出たのは昼前だ。だらだら走っていると日が暮れてしまう。急がねば。二子玉川に着いたのは12時半頃。今日は富士山も奥多摩の山もほとんど見えない。気温が高い証拠だ。先週は冬の匂いがしたが、今週はちょっとだけ春の匂いがした。

先週が向かい風走行だったので、風がないというのがこんなに快適なのかと心の底から思いながら走る。ちょっと飛ばせば時速27キロをキープできるのだが、最近は無理しない方針なのだ。時速25キロくらいで走った。

寒いときはちょっとしたことで膝を痛めることがあるのだ。本当にちょっとしたこと、例えば、一瞬立ちこぎをしただけで、「あらっ」と痛みが走ることがあるのだ。

昨夜は遅くまでずいぶん前に買った「神の肉体清水宏保」(吉井妙子/新潮社)を本棚から引っぱり出して読んでいた。ソルトレイク五輪で銀メダルに終わったスピードスケートの清水選手は、その年のシーズン途中に遭ったちょっとした事故の治療のために打たれた神経ブロック注射とやらのせいで、ずっと腰から足にかけての痛みと闘うことになった。

しかも、レース当日にも自分で靴下やズボンをはけないくらいの神経の痛みがあったそうだ。それでも銀メダルを取るレースをするのだ。ちょっと膝が痛くなるとヒーヒーいっている私とは大違いである。ちゃかして書いているようだが、痛みというのは実に嫌なもので、痛みを意識すると体はうまく動かなくなるのだ。だから、つくづくプロはすごいなあと思ったのだ。

今日は自転車組も多かった。天気がよくて無風なら走ろうかという気になるだろう。もっと早い時間に出ればよかったなあと思ったが、まあ、そういうものなのだ。風がないと快適に走れる。駒沢公園で周回しているようなものだ。走っていると気温が思ったより低いことが分かった。

オーバーパンツの足と靴の足元が結構冷える。今日は上の下着は山用のクロロファイバーというやつを着ていった。これは汗をバンバン外に出し、肌に触れるところは綿よりもずっと快適ということらしいのだが、驚くほどの違いは感じられなかった。  いつもよりペースが速いので、のどが渇く。自宅で水を入れたボトルはほとんど空になった。汗もけっこうかいている。

2時間ほど阿蘇神社へついた。今日も参拝者がちらほらいた。まだ1月だからか、いつもよりは多いようだ。いつものように祈っておみくじを引く。今日は大吉。帰りもほぼ無風に近い。こういう日は快適でいいなあ。同じようなペースで走る。

帰りは、足の土踏まずを意識して走った。どちらかというとペダルを回すよりも踏む感覚だ。左右均等に力がかかるようにペダリングしたいのだ。私の場合は利き足の右足の方が強くなる。そうすると微妙に体のバランスが狂うのだ。短い距離なら関係ないが、長い距離になるとちょっと気になるのだ。

途中でボトルの水が空になってしまったのだが、帰りはそれほどのども渇かなかった。狛江の手前から人出が多くなり、スピードも落ちる。このあたりは腰も疲れているので適当にペダリングを休みながら惰性で走る。砂粒のような虫がたくさん飛んでいたようだ。サングラスは必需品である。

狛江からいつも二子玉川に戻るのだが、環七に出ると自宅への近道になる。地図で確認したらそっちに行こうと思っているのだが、まだ道を調べていない。二子玉川あたりで日が暮れ始めた。すると気温が急に下がってきた。やはり、この時期は日がある間だけ走るべきである。

本日の走行距離91.05キロtotal 8288.1キロ
本日の体重:67.4㎏
本日の体脂肪:21%

多摩川サイクリングロードへ

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