5月下旬なのだが、毎日曇りか雨で寒くなった。まるで梅雨だ。
目黒不動尊に行くと、ひしゃくがなく手水は使えない。本堂にも入れないが今は仕方がないだろう。
毎晩寝る前に、経済は世界史から学べ!という本を読んでいる。
こんな本を中学生や高校生が読むと大いに刺激を受けるだろうなと思う。私は高校生の時に山川の日本史と世界史の教科書のページ数と、(すみません!)つまらなさに耐えられなくて、省エネの倫社政経を選択したクチだ。もちろん、大人になると歴史はとても大切だとわかるようになるのであるが。
いまは学校がずっと休校している状態だが、その気になって勉強しているとすごくいろんなことがわかる時代なのでうらやましい。
しかし、こんな事態になると、私が育った昭和は本当に平和な時代だったと思う。とはいえ、激しい時代に生きると本当のことが垣間見えるようになるのも確かだ。
コロナ騒動が落ち着いたら、次にどんな世界が広がっていくのだろう?歴史は繰り返すというし、昔の人と現代人の体の仕組みは何も変わらない。
ただ、われわれはネットというほぼ「無料」で全世界にアクセス可能な通信機兼百科事典を一人一台持っている時代だ。
人は、自己都合でなまけている時以外は感度がよいと思っている。よい教材を得ることができたら、とんでもなく学べるようになる。
外国語の翻訳は、つい最近までグーグル翻訳しか知らなかったが、ドイツのDeepL翻訳の方が性能がよい。
今は本気で探すとかなり深いところまでアクセスできるので本当によい時代だ。ただし、正しさも含めて自分で探さないとどうでもよいサイトに捕まってしまう。
確か20年近く前に買ったのだが、ジェームズ・ラブロックのHomage to Gaiaが本棚の奥から出て来た。確か新宿紀伊國屋で買った。内容はラブロックの自伝でいつか読もうと思いながらこんなに経ってしまった。この本、日本語訳が出ていない。
ちなみに、私が自転車を買ったのは2002年だったが、前の年に地球交響曲第四番という映画を見て、お年寄りのラブロックが自転車に乗って走っている姿を見たことが大きい。その前に、糸川英夫さんの逆転の知恵を読んで、ラブロックに興味を持っていたからなんだけど。
辞書を引き引き読んでいる時間がないので、本をばらしてスキャンしてPDF化して、それを翻訳ソフトにかけて読んでしまおうとちょっとだけスキャンしてみた。
しかし、OCRソフトでテキストを取り出すにはコツが必要で、かなりの数の文字化けが出てしまった。やれやれ。もう本を壊し始めてしまったので、後もどりはできない。
DeepLというドイツ生まれの翻訳ソフトは、グーグル翻訳より今のところ性能がずっとよい。もちろん、時々おかしな訳が出てくるが、それでもグーグル翻訳に比べるとかなり自然な訳文を出してくれる。これと英辞郎on the webを同時に開いていると、それほど困らないことがわかった。
くたびれて来ると、録画してある銀嶺の空白地帯に挑む~カラコルム・シスパーレ~を見る。録画用のHDDは2個使っているが、両方に入れてある。
この番組は繰り返し何度も放映されている。2時間見ると、たいていのことは我慢できるようになるだろうと思うくらい過酷な内容だ。取材班が同行しているのはベースキャンプまでで、あとは自分たちで撮っているのだから、映像がとんでもなくおそろしい。
と書いていたら、幻の山 カカボラジ~アジア最後の秘境を行くの再放送がBS1であった。気がついてよかった。予約録画した。
駒沢公園に行くと、普段の平日くらいの人数が走っている。しかし、デジカメで撮りにくくなった。
確実に季節は進み、緑のにおいが強くなり、アジサイが咲き始め、駒沢通り沿いのイチョウ並木に早くもギンナンが実り始めている。
昨年の今頃は、個人的な理由でひどく忙しかったが、今年もあっという間に6月になりそうだ。
目黒不動尊の山門前には、参拝を自粛してくださいという案内がでている。
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