ギンナンが落ちて「くさく」なり始めた駒沢公園30キロ

秋分の日。5時頃の東の空は少し怪しく焼けてこんな感じだった。ただ、日の出時間になると、今日はよく晴れるだろうなという感じになった。何となく毎日、日の出を眺めているとよい人になれるような気がする。

エアコンの交換のために、真夏にエアコンなし生活10日間をしたが、その間は、ベランダにゴザを敷いて寝ていたので朝の空気に敏感になっていた。今ではまた大して感じないようになってしまったが、朝の空気はいい。窓を開けっ放しにしていても、部屋で寝ているのとベランダに寝ているのはだいぶ違う。

今日から、金曜日を休日にすると4連休になるが、コロナ禍で休日祝日の感覚がおかしくなっているのであんまりありがたみがない。

ただ、コロナ陽性の人数はかなり劇的に減っているので、これまでの生活と変わって、日常が戻って来そうだ。

10時から駒沢公園へ。高校生の陸上競技大会をやっていたようだ。走り始めると、ギンナンのにおいがする。どんどん落ち始めたのだろう。ベンチにも落ちていた。まだ袋を持ってたくさん拾っている人は見かけないが、まもなくだろう。

こうやって見るとわかるが、木の下にたまっている黄色いのがギンナンだ。かなりの数が落ちていて踏まれてにおいを発している。

休日になると駒沢公園の人出は多い。公園内では「利用を短時間に」なんてアナウンスが入るが、せっかく出てきたのに、そんな短時間では帰れない。

ゆっくりと周回する。自転車で周回しているのは家族連れと自転車の練習中の子供くらいなので、走りやすい。

最近、月刊誌サイクルスポーツを久しぶりに読んだ。なんでもグラベルロードという種類の自転車が流行っているらしい。グラベルなので砂利道でも走れるロード。タイヤの選択肢が広く、700cから650Bまでいけるらしい。これはすごい。650Bは、昔のサイドバッグを4個つけたキャンピング車につけるような一番太いタイヤだ。

しかも、今どきの自転車なので前後ディスクブレーキだ。泥よけの付いていないカッコいいランドナーみたいな自転車だ。いずれこういうのが出てくると思っていたが、予想以上にカッコいい。こんなの。

Gravel Road | RIDLEY
RIDLEY(リドレー)のGravelシリーズの「Gravel」とは?その意味とロードバイクとの違いについて説明させていただきます。

昔のランドナーは、革サドルをつけてないと決まらなかったが、こちらはロードサドルでいけるね。ランドナーはとても乗りやすいのだが、きっとグラベルロードもそうなのだろう。普段の街乗りは、ランドナーの方が楽だ。ロードと比べると上半身の疲れ方が違う。ハンドルの形と高さが関係していると思う。

今日はホットドッグ屋さんも出ていた。木陰で休んでいる人が多いのは少し暑いからだ。

しかし、走っていても汗をかかない。ランニングしていると別かもしれないが、自転車なら風を切って蒸発してしまう。

いつも公園内を1周2.5キロになる走り方をしているので、12周で30キロ。だいたい1時間半。

昼休みになったのか、アップしていた高校生はみんな陸上競技場に行ってしまった。しかし、陸上部員は大人と違ってフォームがきれいだといつも思う。セミはもうほとんど鳴いていない。

走りながら、ふと、奥多摩駅まで行きたいなと思った。うちから往復140キロ。40代の初め、ロードで走り始めたばかりの頃は自分のことを「おっさん」と称していたが、今や本当に「じいさん」である。

子供の頃、マンガ巨人の星を読むと、伴宙太がなぜ高校生なのに「わし」というのか分からなかったのだが、私も「僕」や「私」、もしくはあまり使わないが「オレ」から、水戸黄門のような「わし」の年齢に近づいているのを感じる。すでに、「僕」はまずいだろうとだいぶ前から自主規制している。

「じいさん」と自分のことを茶化しているうちに長距離を走っておかないと走れなくなったり、走る意欲をなくすだろうなと思う。

総走行距離85082キロ

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