日照時間が少ない今日この頃40キロ

何しろこのところ天気が悪いのである。野菜が値上がりし始めた。夏に体を冷やしてくれるキュウリが品薄だ。すごく高くなった。

1993年の米騒動以来の日照時間の少なさだそうだ。一時的に暑くなっていたが、昨日、連続17日「くもり」で日照時間が3時間だったそうだ。昨年は6月29日に梅雨明けして、それから暑い毎日だったのでえらい違いだ。

気温が低いので体は楽だが、今週末から学校は夏休みになるなんてちょっと変な感じがする。

出たばかりの山小屋ガールの癒されない日々を読んだ。

平凡社が山小屋生活の本を出すようになったというのが時代を感じる。平凡社は昔の月刊誌「太陽」のイメージが強い。いつも図書館で読んでいたのだが、週刊誌を出している出版社とは雰囲気が違う感じだった。

この本、なかなか面白かったが、どこの山小屋で働いていたのか書かれていないところが少し残念だ。なんとなく場所はわかるのだけれど。

山小屋生活経験者の私としては、なぜ、働いた小屋を書かなかったんだろう?と思った。上高地で働くのと穂高の頂上で働くのは、まったく別な経験になる。

善く死ぬための身体論 (集英社新書)は、とても面白かった。今どきの新書としては文字の大きさがとても小さい。つまり、中身がぎっしり詰まっている。昔、出版された新書みたいだ。

内田樹さんと成瀬雅春さんの対談本はこれで2冊目だ。

内田樹さんは東大出身の大学の先生なので、話が豊富というか長い。知識が豊富なのだ。前作はあまり会話がかみ合っていないような感じだったが、今回の本は、内田さんと成瀬さんの魅力がわかる内容で、2回読んだ。面白かった。毎朝ヨガをやっているが、もっと熱を入れてやろうと思った。

図書館で借りてきたのだが、猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言はおちゃらけたタイトルにひかれて予約した。しかし、読んでみると昔の別冊宝島のような裏経済の話だった。すごく面白かった。毎日何かの本を読んでいるが、自分の中では今年読んだ本のベスト10に間違いなく入る。

経済の話は、科学と違って欲望が大きく反映されるので、きれい事では済まない。

このところ、自転車でペダリングするときに、足裏の土踏まずを意識している。ペダリングするとき左右の土踏まずに均等に力がかかるようにしている。

いままで散々走ってきたのに、意識しているようで意識していなかった。右足にクセがあるので、長距離を走ると、右膝の中の痛みが始まる感じがいつもしていた。

右足がペダルに乗っかっているのではなく、右足が少し外に傾く、膝が外に開くような乗り方を無意識にしてしまっていた。

これを意識して矯正していると、両足の土踏まずに力がかかるようになる。

そのせいか、このところ、歩く時に感覚がよい方に変わってきているようだ。このまま自転車で足裏感覚を矯正できたらいいなと思うのだが、長時間歩くと元に戻ってしまうのが悩ましいところだ。しかし、ていねいで意識的なペダリングは、体の矯正に役に立ちそうなことが分かった。

歩くことは生きていく基本で、歩き方を矯正したい人は案外多い。足踏み式で土踏まずに体重がかかるような矯正器具は案外簡単にできそうな気がする。

何でもそうだが、うまく体を使えている時は、快適な感じがするものだ。

今日は駒沢公園の広場で、ドイツビールの祭典「オクトーバーフェスト」が開催中だった。

暑くてたまらない日ならビールはよく売れると思うが、こう天気が悪いと飲みたいと思う人は私のようなビール好きは別として、多くないかもしれない。

7月初めにちょっとだけセミの声を聞いたが、セミが鳴かない7月中旬だ。

総走行距離77285キロ

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