寒く感じるが梅が次々咲いていく

気温の低い日が続く。早朝の気温が0度近くになるようになり、まだ体が慣れないので、とても寒く感じる。

今日もこれから雪が降るよといわれても不思議に思わない空気の冷たさだ。日中8℃くらいあったようだが、空気が冷たい。

目黒不動尊に行くと、新年元旦から本堂に入れなくなるそうだ。もちろんコロナのせいなんだけど。

テレビを見ていると毎日深刻度が上がっているようなのだが、近所の居酒屋は盛況であり、あまり影響を受けているように思えない。テレビがわーわー騒ぐ一方で、平日でも土日でも春先と違って電車に乗っている人はかなり多い。こういうのは日本人特有の「右見て左見て、考える」特質が効いているのかもしれないね。

ここ数日、佐藤優さんの「この不寛容の時代に: ヒトラー『わが闘争』を読む」を毎日寝ながら読んでいた。今朝、読み終わったのだが、「わが闘争」は今まで読んだことがなかったけど、ものすごく読みにくいひどい本なんだなと思った。若い時は素直なので自分の能力不足(=パーなので)で読みにくいのかと思ったかもしれないが、佐藤さんの解説がなかったら読む気にもならないほどひどい。

1980年頃、週刊プレイボーイや落合信彦さんの本を読んでいたので(多分同世代の人は同じ印象を持つ人が多いと思うが)、ナチスには何かオカルト的なものを感じていたのだが、かなりめちゃくちゃだったんだなと思った。たとえば、落合信彦さんのこんな面白い本があったんだ。

きっと同世代の佐藤優さんも、同じ頃、週刊プレイボーイや落合信彦さんの本を読んでいたのかもしれない。後年、解説されると、そんなものだったのかと思える。昔、20世紀の終わりに、NHKの映像の世紀という番組がとても人気があり、くり返し放映されていたのだが、見所はナチスの台頭とベトナム戦争だった。

取り憑かれたように演説するヒトラーの映像はとてもインパクトがあったのだが、佐藤優さんの本を読んでいると、ヒトラーにもお手本となる下敷きがあったり、急に人間臭い部分が感じられるようになる。そうすると、そういうものだったのかと過去のことにできる。もちろん、底辺の生活をしていてもそれに染まらないとか、人並み外れた勇気や根性がある人物であるのは間違いないのだが。

情報化時代は、そう簡単に神秘的な物語をなかなか許してくれないのだ。しかし、これはとてもよいことだと思う。

駒沢公園に行くと、駒沢通り沿いのイチョウの葉っぱは大部分落ちてしまった。

よく晴れている。週末にかけてレスリングの大会があったのだが、無観客で開催だそうだ。

よく晴れてます。

このイチョウは、毎年最後に黄色くなり落葉する。この木が黄色くなると、冬が来たなあと思うのだ。かなり高さがある。そばに井戸のポンプもある。

駒澤大学前は、風がなくて日が差していれば気温が低くても暖かい場所だ。12月下旬になったが、いつも一番に咲く紅梅とその奥の白梅が咲き、もう1本別の白梅も咲き始めたので、今年は暖かいのだなと思う。

しかし、今日から走る時にユニクロのタイツをはくようになったんだけど。離れて撮ると何となく咲いているのが感じられると思う。

寄ってみれば、こんなに咲いている。

いつも気になってるのだが、この木は花がたくさん咲き始めても勢いがない。ずいぶん昔はそんなことはなかったのだけれど。

みんな寒い中走っている。ランニングしている人にはわからないが、木のそばで撮っていると、ほのかに梅の香りがする。今年は暖かいのだなと改めて思う。

総走行距離83140キロ

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